ロータリーの友 平成23年7月掲載原稿
[第2530地区学友会だより]
第2530地区学友会代表幹事
福島グローバルRC 会長 鈴木美恵子

 福島県在住のロータリー財団の学友たちは少なからず被害を受けましたが、皆さん無事で、あったようです。学友のご家族の様子などについても連絡を受けましたが、
その中に南相馬市鹿島区のご実家が津波に流された方がおり、心からお見舞いを申し上げました。幸いご家族は無事で秋田に避難されているとのことです。

 そのようななかで、学友の佐藤幸司さん(東京在住)から「難民を助ける会」(事務局長は、彼が財団奨学生としてインドのデリー大学院に留学中に知り合った旧友とのこと)のボランティアとして、福島県新地町へ救援物資を届けに行ってきたという連絡がありました。国際開発センターの職員である佐藤さんが、センターの人道支援の業務の一環として、新地に派遣されることになったそうです。この経験を生かし、佐藤さんは、被災地や避難所のニーズについてまとめた資料を送ってくれました。これは、地区のマッチング・グラントの企画や実施に際して、大変参考になりました。

 また、もう一人の学友でJICAで活躍している木村真嘉さん(東京在住)は福島に来て、ガバナー事務所や地区のロータリアンと一緒に支援物資の分配、シェルターボックスの設営支援や輸送、避難所でのボランティアなどを行いました。

さらに、木村さんと彼の仲間が福島の復興を支援するボランティア団体“Bridge for Fukushima”を立ち上げ、5月の連休から南相馬市を中心に活動を開始しました。これからも継続して被災地のニーズを調査し、そのニーズに応えるべく活動を長期的に続ける計画です。

5月7日のこの活動には、郡山西北ロータリークラブ(RC)の七海勝会長が協力。郡山市の外国語指導助手のベンジャミンさんとその仲間たち、外国人約20人がマイクロパスで鹿島に来て、木村さんたちの仲間(東京や他の地域から参加)の日本人約20人と一緒に、津波の被害に遭った場所の片付けをしました。

その時、参加してくれた外国語指導助手の2人のお父さまがロータリアンであることがわかり、ロータリーのつながりに感動しました。福島グローバルRCのパシャラット会員も、わざわざ郡山から鹿島まで、パキスタンカレーを差し入れに来てくれました。泥だらけになって活動した仲間たちは、おいしいカレーに大喜びで、午後もがれき撤去や泥の片付けに頑張ってくれました。

昨年モントリオールの国際ロータリ一国際大会に出かけ、学友会の分科会に参加して話題になっていたことは、どうしたらロータリーと学友のよりよい関係を維持し、協力して活動ができるだろうかということでした。

この震災を通して、第2530地区では、大橋廣治ガパナーおよびガパナ一事務所、地元のロータリークラブの皆さまのご理解とご支援により、一緒に活動する機会を得ることができました。財団奨学生としてお世話になった学友たちは、いつも何らかの形でロータリーのお役に立てればと思っておりましたので、今回は貴重な機会となりました。今後とも、ロータリーの活動に学友が協力できればと考えています